10月25日、車神社例大祭(植田校区)に、参加させていただきました。
境内には、前方後円墳で、横穴式石室からは勾玉や管玉などが出土し、県の文化財に指定されていおり、現在の車神社は、この後円部の上に建っています。
毎年、祭礼には、「おしいばち」といわれる神事が今も大切に受け継がれている。 当番に当たる人たちは、夜明けごろから大釜でご飯をたき、客側を待ち受ける。客たちは、裃に身を固め、特大の親碗に盛り上げたご飯をいや応なしに食べなければならない。一粒でもこぼしたり、食べ残したりは許されない。凶年になっては大変だからだ。早くきれいに食べれば食べるほど豊年だといわれている。 「決して食べ物を惜しんだのではありません」 6人の神々を餓死させたことへのお詫びの意味が込められると共に、この神事が長い間受け継がれてきたのは、白米に対する願望と、感謝の意味がこめられている。 |
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豊橋の民話「片身のスズキ」(豊橋市図書館発行)より引用 |
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